100均ショップのセリアには、かわいい毛糸がたくさん売られているのを知っていましたか?
特に今の時期には、暖かそうな毛糸がかなり種類豊富に並んでいるのです。
寒い季節にはファッションやインテリア小物にも、暖かみのある毛糸を取り入れてみるのもおすすめです。
ふわふわの毛糸で作った小物のかわいさは格別ですよ。
この記事では、セリアの毛糸を使ったお手軽DIYアイテムと、その作り方のご紹介をしていきます。
ふわふわ毛糸とストローで作るシュシュ
用意するものは、こちらになります。
- お好きな毛糸
- ゴムひも
- はさみ
- ストロー
※毛糸は毛足が長いものや、糸がポコポコしているものが最適です。細いアクリル毛糸のような真っすぐな毛糸はあまり向いていません。
用意するものがストローって?!と思われた方も多いでしょうが、あのストローなんです。
コンビニなどでドリンクを買ったときにもらえる、普通のストローで構いません。
どうしても手に入らないという人は、セリアで毛糸を買うついでに買っておきましょう。
最初に、はさみでストローを15~20cmくらいにカットしましょう。
ストローのじゃばらに曲がっている部分は、使いにくいので使用せず捨ててください。
そして、端っこに切り込みを入れます。
切り込みの長さは1cmくらいです。切りすぎないようにしましょう。
ぷくぷくのモール
わたしがセリアで買ったのは、「ぷくぷくのモール」という名前までかわいらしいモールの毛糸です。
色目はホワイトと優しいピンクで、女の子らしいイメージです。
その毛糸を、ストローと同じ長さ(15cm程度)残して、先ほど切った切り込みにはさみます。
そして、ストローにぐるぐると毛糸を巻きつけていってください。
意味不明の行動だとは思いますが、これで簡単にシュシュを作ることができますので、だまされたと思ってやってみてくださいね。
巻きつける力は、少し弱めのフンワリくらいが良いです。
巻きつけては左手のほうに寄せ、巻きつけては左手のほうに寄せを、何度も繰り返していきます。
ストローにぎゅうぎゅうにきつく巻きつけることのないように、じゅうぶん注意してください。
ストローの端から端まで、モール毛糸を巻きつけていったところです。
ここまで、すぐにできましたよね?
次に取り出すのが、用意していたゴムひもです。
丸ゴムでも平ゴムでも構いませんが、柔らかめでよく伸びるものがおすすめです。
せっかくシュシュを作るのならば、ロングヘアを結んだり、手首につけられたり色々とできたほうがいいですものね。
あまり硬いゴムだと、それらのことが難しくなりますよ。
次に、そのゴムひもをストローの中に通していってください。
通し終わってからゴムひもはカットしたほうが、失敗が少ないと思います。
こんな感じに、ゴムひもを通すことができましたか?
通し終わったら、余裕を持たせた長さでカットしてもらって大丈夫です。
ゴムひもの端っこと、毛糸の巻きはじめ部分を、左手でしっかりと押さえます。
右手を使って、ストローを毛糸から抜いていきます。
毛糸をきつく巻きすぎた人の場合は、ここでストローが抜き取れなくて苦労をしてしまいますので、あらかじめふんわりと巻きつけるように気をつけましょうね。
ストローを抜き終えたら、かなりシュシュっぽくなってきたことがわかるかと思います。
ゴムひもの端っこ同士を、ほどけないようにギュッと結びましょう。
シュシュを使っていて、ゴムが切れてしまったら悲しいのでしっかりと。
そうしたら、毛糸玉につながっていたほうの毛糸を長めに(25~30cm程度)残して、はさみで切ります。
長く残しておいたほうの毛糸の端を、結び目に巻きつけるようにして隠してしまいます。
結び目は見えなくなりましたか?
結び目が見えなくなったら、毛糸もギュッと結んでください。
3回ほど結んでおくと安心でしょう。
これでできあがりです!
余った毛糸はカットしてしまってもいいのですが、なんだかかわいかったので、わたしはポイントとして残しておきました。
2つ目はカーニバル
ふたつ目は、「カーニバル」という楽しげな名前の毛糸。
おばあちゃんの編んだセーターのような、懐かしい感じもする、プクプクがついたシャギーの毛糸です。
この毛糸は、シャギーの糸が最初から二本取りになっているので、注意して切り込みにはさみます。
シャギー毛糸なので糸自体は細めですが、プクプクがついているので、あっという間に巻くことができます。
この時点では、見た目がちょっと毛虫のようで心配ですが…。
作っていくうちに、だんだんとシュシュらしくなってきたので一安心でした。
色合いが本当におばあちゃんっぽくて、かなりかわいらしいです。
こちらも、ポイントとしてプクプクのついた部分の毛糸を垂らしておきました!
ヴィンテージ古着屋さんにあるみたいなシュシュになってくれました。
手首につけても、髪を結んでも便利で使いやすいシュシュたちです。
柔らかめのゴムひもを入れたことも、良かったようです。
毛糸を巻きつけた洋服ハンガー
次のDIYに使う毛糸は、「Mix Berry(ミックスベリー)」というおしゃれな名前の付いた毛糸です。
段染めになっているので、使っているうちに色が変化をするという、面白みのある毛糸です。
わたしは赤系のほうを選んで、使うことにしました。
もうひとつ買っておいたのは、「ステンレスハンガー」。
わざわざセリアで買わなくても、クリーニング屋さんにもらったものがある!という人は、それを活用してください。
毛糸の端っこをテープでハンガーに留め、ぐるぐると巻きつけていきます。
先ほどのシュシュ作りのように、ハンガーに巻きつけては左手のほうに寄せ、巻きつけては左手のほうに寄せを繰り返し…。
段染めなので、こんな風になってきます。
色合いが変化をするので面白いです。
ここまでは、簡単にできましたよね?
ここから少し注意点があります。
洋服ハンガーは輪っかになっているため、毛糸を玉ごと通しながら巻きつけなければいけません。
適当にしていると、すぐにこんな風に毛糸が絡まってしまうので、油断はできませんよ。
はじめてから、ここまで来るのにかかった時間は30分くらい。
もう少し太い毛糸なら、もう少し早くできたと思います。
根気だけで続けていきましょう。
ここまでくると、かなりかわいらしいニットのハンガーになりそうなことが見えてきました。
大変でしたが、この段染め毛糸を使って良かったのかもと思えました。
一時間以上もかかってしまいましたが、なんとか作り上げることができました!
最後は、ハンガーを引っ掛ける部分の根元で結んで、毛糸をカットします。
白い壁に映える、カラフルかつ暖かみのある、ニットの洋服ハンガーができあがりました。
飾っておくだけでもかわいいハンガーなのですが、実は意外と実用的なのです。
首まわりの開いたニットセーターなどをハンガーにかけると、肩が滑ってせっかくのセーターが伸びてしまうことって多いですよね?
ハンガーに毛糸を巻きつけておくことによって、すべり止めになり、その悩みが解消されるのです!
まとめ
今回は毛糸を使った、シュシュと洋服ハンガーの作り方をご紹介しましたがいかがでしたか?
毛糸は冬の季節に暖かみを持たせてくれる、おしゃれ小物をDIYするのにぴったりの素材です。
セリアの毛糸なら安くてキュートなものが揃っていますので、ぜひ店舗に行ったときにはお好みの毛糸を探してみてくださいね。