おしゃれ100円ショップの「セリア」に、優秀なキッチン小物が売られているのを知っていますか?
それは、「桐カッティングボード」という商品。木製で小さなサイズのいわゆる「まな板」です
中でも、約25cm×12cmの、スリムサイズのものがよく売れているようです。
木でできたカッティングボードはそのままでもおしゃれで、上に生ハムやカットしたチーズなどを乗せて、インスタ映えする写真を撮ることも楽しめます。
今回はそのカッティングボードをリメイクして、壁掛けできるキーハンガーをDIYしてみることにしました。
このカッティングボードは柔らかい桐素材でできているので、女性ひとりでおこなうDIYにも手軽で、大変おすすめです。
のこぎりでカットしたり、くぎ打ちしたりすることも、柔らかいおかげで簡単にできるのです。
それに木製品なので、ナチュラルでおしゃれなイメージの仕上がりになってくれるところも嬉しいですよね。
せっかくですので、カッティングボードに取り付ける部品もすべてセリアで揃えてみることにしました。
さっそく、作り方をご覧ください。
準備すべきもの
今回桐カッティングボードは、二枚用意しました。
「スリム」と書かれているものを使ってください。
その上に置いてある、同じく桐素材の「木製角材2P」もセリアで売られている商品です。
セリアには、DIYに活用できる木材も豊富に揃えられているところがありがたいですよね。
キーハンガーをDIYしていきましょう
包装から出したカッティングボードに木製角材を当て、長さを測ってしるしをつけます。
ここに角材をつけるのは、カッティングボードにアクセントをつけるためです。
のこぎりを使って、しるしをつけたところで木材をカットします。
桐の角材はたいへん柔らかいですし、この木材は細いので女性の力でもすぐにカットすることが可能です。
わたしは、写真を撮るために夫に切ってもらいました。
角材をカッティングボードにくぎで打ちつけて固定していきましょう。
表側からだとくぎの頭が目立ちますので、裏側から打ち付けることにしました。
くぎはダイソーで昔購入した、いろんな長さが入っているくぎセットのものを使いました。
素材によってくぎのサイズを選ぶことができますし、本数も多いので大変重宝しています。
角材は二か所くらいを留めるだけでじゅうぶんです。
ここでも、桐は柔らかい素材ですので、くぎ打ちはスムーズにできるかと思います。
これが、表にひっくり返したところになります。
表側にくぎが響かないので、綺麗な仕上がりになりました。
のこぎりでカットした切り口のバリが少し気になったので、木工用やすりでこすって滑らかにしました。
ミニフックを取り付ける
ここの角材の部分に取り付ける、「ミニミニフック6P 古色仕上げ」です。
このフックに、鍵やキーホルダーを引っ掛けられるようにします。
角材の横幅を考慮して、ミニミニフックは4個取り付けることに決めました。
留める前にフックを乗せて並べてみて、幅を測ってから目打ちというものでしるしをつけます。
ミニミニフックには小さな木ネジがセットで付いているので、それを使って留めていきます。
小さめな木ネジなので、細めのプラスドライバーを準備する必要があります。
太いプラスドライバーですと、この木ネジは回せないと思います。
まず、両端から留めていきました。
ミニミニフック4個を、等間隔に木ネジで留めたところになります。
かなり、キーハンガーらしくなってきましたね。
コーナー金具を取り付ける
次に付けるのは、「コーナー金具4P 古色仕上げ」です。
これは、木のボックスや板などのコーナー部分に取り付けることのできる飾りです。
セリアの金具はこの古色仕上げカラーが揃っていますので、統一することができるのが嬉しいですよね。
コーナー金具をカッティングボードにはめ込んでみると、厚みも形もあつらえたようにぴったりでした。
これを取りつけることによって、重厚感が出てきますよ。
このコーナー金具にも、木ネジがセットされていますのでそれを使用しましょう。
それぞれの部品にぴったりなサイズの木ネジを用意することは難しいですから、セットになっているのはとっても助かりますね。
これが、コーナー金具をふたつ取り付け終えたところになります。
ミニミニフックとコーナー金具のカラーが共に古色仕上げなので、統一感もあっていい感じになっています。
スターでおしゃれに
ポイントにするために飾りつけようと用意したのが、この「スチールオーナメント スター」になります。
これは特に古色仕上げとは書かれてはいませんが、ほかの部品のカラーとも似ているので全体にマッチすると思いました。
オーナメントの上部には穴が開けられていて、麻ひもが通されています。
とても小さい穴ですが、細いくぎなら通ります。
最初はどうやってオーナメントをカッティングボードに留めようか?接着剤を使うか?と悩みましたが、くぎで留めるのが一番簡単そうでした。
オーナメントをつける位置を決め、細いくぎを通して留めていきます。
ダイソーのくぎセットの中にあった、細めのくぎで可能でした。
裏側にくぎの先が飛び出たので、その部分は危なくないようにニッパーを使ってカットしました。
続いて、二枚目のカッティングボード作製に入っていきます。
セリアで、デザインが面白い時計モチーフのブリキプレートを見つけたので、それを取り付けたいと思います。
このプレートには木ネジがセットされていなかったので、今まで使わずあまっていた木ネジを流用して留めました。
次に付けるのは、「インテリアネームプレート小2P」です。
こちらにも古色仕上げとは明記されていませんが、ほかの部品とカラーが揃っています。
カッティングボードの右下部分にネームプレートを取りつけて、アクセントにします。
この中にお好きなラベルやマスキングテープを貼って、本当のネームプレートのようにしてもかわいいかと思います。
100均商品でDIY完成
できあがりはこんな感じになりました。
「OPEN」「CLOSED」の時計を動かして表示することができ、個性的なデザインになったと思います。
これだけでもナチュラルだとは思うのですが、もっと雰囲気を出すために「柿渋」で着色をすることにしました。
柿渋とは天然の塗料で、渋みのあるジャパニーズヴィンテージカラーに着色することができる、わたしの大のお気に入りのものです。
刷毛はダイソーのものを使いました。
刷毛を使って、さっと柿渋塗料を塗っていきます。
柿渋塗料はサラサラですので、あまりムラにもなりにくいです。
カッティングボードの側面部分にも、忘れずに色を乗せましょう。
ここは、結構目立ちます。
二枚とも一度塗りにしました。
二度塗りをすると暗い色になってしまいそうだったので、一度塗りでじゅうぶんかと思います。
これが、完成形です。いかがでしょうか?
もとはセリアのカッティングボードとは思えないほど、大変身してくれました。
すべてセリアで購入した部品を使ったので、古色仕上げカラーに統一感も出ています。
今回は柿渋塗料で渋い感じに塗装してみましたが、ホワイトのペンキを塗ったり、もちろんそのままの木の色を生かしたままでもナチュラルでおしゃれになるかと思います。
鍵やキーホルダーを引っ掛けるフックも4か所ありますので、ご家族それぞれで使うこともでき実用的です。
玄関の壁に掛けたらかわいいアクセントになってくれると思いますので、このキーハンガーDIYにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ぜひ、セリアでカッティングボードを探してみてくださいね。