セルフリノベーションのために、せっかくおしゃれな壁紙をたくさん注文しても、あまってしまってはなんだかもったいないですよね。
壁紙はそんなにお高いものではないと言えど、気に入って購入するものなので、あまらせてしまうと使い道に困ってしまいます。
今回はそんな、あまらせてしまった壁紙の端切れを使って、壁に飾ることができるミニサイズのシェルフを作ってみようかと思います。
あまった壁紙のほかに使った材料は、お手軽DIYの定番、セリアのアイテムのみです!
壁紙を再利用するリメイクDIYですから、お安いのが一番いいですよね。
壁に飾れるミニミニシェルフを作ろう
今回使った壁紙の端切れはこちらです。
柄がかわいいものがたくさんあるのですが、残念ながら端切れだけにサイズが小さいものばかりです。
セリアで買ってきた、ミニシェルフの素材にするのはこちらです。
サイズがバラバラの茶色っぽい木のトレイです。
裏返すと、「木製トレイ ロング」「木製トレイ M」「木製トレイ S」という商品名が記載されていました。
なかなか便利に活用できそうなトレイたちですよね。
このトレイの底面に壁紙の端切れを貼りつけて、アクセントにしようと思います。
壁紙とアイテムを加工をしていく
まず、端切れの中でも一番長さがありそうな壁紙を使って、ロングの木製トレイを作っていこうと思います。
壁紙を裏返しにして、その上にトレイを置きました。
鉛筆を使って、トレイの形をなぞります。
鉛筆で引いた線に沿って、壁紙をはさみで切り取ります。しかし、これだけでは駄目です。
トレイにはふちの部分の厚みがあるので、それを差し引いた分も切り取らなければ、底面に敷くことができないからです。
トレイの底面の形に合わせながら、慎重に切り取っていきました。
一度失敗して切りすぎるとやり直しがきかないので、気持ち大きめに切って少しずつ調整していったほうがいいかと思います。
きれいに切り取ることができたら、ノリでトレイの底面に張り付けましょう。
これはセリアで買ったノリですが、スティックノリではないので、指で軽く伸ばしました。
こんな風に仕上がりました。
この要領で、残りふたつのトレイにも壁紙を貼り付けていきます。
次は、トレイのSサイズでやっていきます。
お気に入りのタイル型の壁紙の端切れの上に、今度は表側からしるしつけを行います。
なぜかというと、柄ものの場合は裏側からしるしをつけると柄がずれてしまいがちですし、柄を見ることができないと出したい部分が希望通りにならないことがあるからです。
鉛筆の跡は、一回り小さめにカットをしますので、心配しなくても残ることはありません。
今度はちょっと手抜きをして、はじめから鉛筆でつけたしるしよりも、一回り小さめにカットしていきます。
お手軽DIYなので、簡単に楽しく行いましょう。
それでも、このように端っこがちょっとだけ浮いたりします。
これは壁紙が底面よりも大きすぎるということなので、再度カットして微調整をします。
きれいに壁紙を切り取ることができたら、ノリで底面に貼り付けます。
Sサイズのトレイは、タイル柄の壁紙でいい感じに大変身してくれました。
ちょっとサンタフェ風にも見えるような…。
最後に、三つ目のMサイズのトレイを進めていきます。
今度は雨のしずくのような、かわいらしい柄の壁紙をチョイスしました。
柄ものの壁紙なので、これも表側からしるしつけを行います。
今回のものもほとんどカンで切っていきましたが、三個目ともなると慣れてきたようで、一度でほぼぴったりサイズに切り取ることができました。
雨のしずくの壁紙のトレイはこんな感じです。
手書きのようなラフな柄のおかげで、かなりキュートなイメージになりましたよね。
ミニシェルフに加工していく
完成した三つを並べてみました。
それぞれに個性があって、かわいらしいトレイができあがりました。
しかし、今回はトレイ作りではありません。
セリアで買った、「三角吊金具 6P」を取りつけたいと思います。
これは古色仕上げなので何にでも合わせやすく、とても重宝する部品になります。
セリアのDIYコーナーに置いてあります。
小さな木ネジも、このセットには入っているので便利です。
こんなに小さな木ネジを別で見つけるのはなかなか難しいので、セリアのようにセット販売にしてもらえると助かりますよね。
細めのプラスドライバーを使って、トレイの裏側の真ん中に吊り金具を取り付けていきます。
あまり太すぎるドライバーだと、この小さな木ネジは回せません。
このトレイに使われている木材は柔らかめだということもあり、女性の力でも簡単に取り付けが可能でした。
この部分にくぎなどを刺して、壁に取り付けが可能になるというわけです。
本当に便利な金具ですよね。
三個のトレイ、すべてに吊り金具を取り付けましょう。
これらの木製トレイは重量が軽いので、画びょうでじゅうぶん留めることができます。
画びょうはどこのご家庭にもありそうですが、もしもなければセリアにも置いています。
こんなバランスで、リビングの壁にミニシェルフができました!
これだけでもシンプルでよいかと思うのですが、もうちょっとだけ華やかにしてみたいと思います。
セリアで買っておいた「ぷっくりウォールステッカー」です。
ゴールドの宝石のようなデザインで、キラキラしていてとってもかわいいです。
ミニシェルフの周りの壁面に、ウォールステッカーを貼り付けていきます。
あなたのセンスで貼っていってください。
これで、完成です!
ミニシェルフの周りに貼ったウォールステッカーがにぎやかです。
これを作成したのはちょうどクリスマスだったので、サンタクロースのオーナメントを飾ってみましたが、季節に合わせてお正月飾りやひな飾りなどに変えることができますね。とってもかわいいコーナーになったので大満足です。
パーテーションボックスで作る整理箱
もうひとつ、セリアで見つけて買っておいたものがありました。
それがこの、「木製 パーテーションボックス」。仕切りで三つに分かれていて、便利そうだと思ったのです。
そのままではちょっと寂しかったので、こちらにも壁紙の端切れでアクセントをつけようと考えました。
薄ピンク色の柄物の壁紙をチョイスし、表面から鉛筆でしるしをつけていきました。
しるし通りに切った壁紙を、さらに三等分します。
このボックスにも、ふちの厚みがあるので、その厚さ分を切り取ります。
壁紙は少しずつ慎重にカットしていきましょう。
100均ショップの商品はお安いだけに、少々ゆがみがあることがありますから、それに合わせましょう。
三つのスペースの底面全部に、切り抜いた壁紙をはめ込んだところです。
このままデスクの上や窓辺などに置いて、こちらもミニシェルフとして使うことができます。
小さな多肉植物の寄せ植えや、サボテンなどが似合いそうなミニシェルフができあがりました。
わたしはパーテーションがあって便利に使えそうだなと思ったので、手芸用品を収納することを思いついたのでそうしてみました。
レースやバイアステープなどがちょうど収まる幅です。
埃などがたまっても、下に敷いた壁紙を取り換えることもできますね。
まとめ
今回は、壁紙のあまりと100均アイテムだけで作れる、ふたつのDIYをご紹介しましたがいかがでしたか?
壁紙のあまりといえど、視点を変えてみると立派なDIY素材です。
もともと気に入って買ったおしゃれな壁紙ですから、リメイクしてもお気に入りになること間違いなし。
壁紙があまって困っているという方は、ぜひこれらのミニシェルフを作ってみてくださいね!