壁紙DIY用に買った中途半端に余らせてしまった壁紙。壁に貼れるほど余っているわけではないけれど、捨てるのは勿体ないという中途半端さが一番困ります。それでも、なんとか活用したいですよね。実は、壁紙はペーパーアイテムDIYとして活用できます。少しの工夫であっという間にオシャレなペーパーアイテムに早変わり!ぜひ簡単にDIYしてみましょう。
壁紙が余ってしまった!のお悩み解決法とは
余った壁紙どうしてる?
壁紙をショップで購入する際、ちゃんと壁のサイズを測ってから購入しますよね。しかし、誤差などで足りなくなるのは困るため、少し多めに見積もります。これが“ちょっと余った壁紙”を生み出す原因なのです。とはいえ、余らせた壁紙を捨てるのは勿体無い…。
壁だけじゃない!壁紙=紙として扱ってみよう
壁紙は壁だけに使うという概念はありません。もちろん、壁紙用に作られた紙ではありますが、できることならば様々なものに使い回したいですよね。壁紙も“紙”に違いありません。
そこで今回は、壁紙をペーパーアイテムDIYに変身させてみようと思います。折り紙のように折ったり貼ったり。紙と見なせば自由自在です!これからご紹介する壁紙で作るペーパーアイテムDIY3選。今回もプチプラ簡単DIYですよ。
1.ぽち袋
小さな心遣いが素敵!ぽち袋を活用しよう

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お正月に必要なぽち袋。お年玉で使用するのはもちろんですが、忘年会新年会シーズンのいま、会費集金の際にも役立ちます。お金を丸裸で渡すよりも気持ちが良いものです。また、手作りアクセサリーなど、ちょっとしたプレゼントをする際のラッピングにも最適。ぽち袋にシールを貼れば相手に気を使わせないさり気ないラッピングができます。
様々なシーンで使えるぽち袋があると重宝しそうですね。そこで今回は、年齢、性別を問わない大人シンプルなぽち袋を作ってみたいと思います。
【準備するもの】
・ぽち袋(下描きに使います)
・壁紙
・定規
・はさみ
・両面テープ
・転写シール
展開図を作る
①家にあるぽち袋(去年子供がもらったお年玉の袋など)をなぞって壁紙に写します。ぽち袋の全ての角を点で取り、定規で繋げる方法もあります。ぽち袋がない場合は、ぽち袋展開図無料テンプレートを配布しているサイトがありますので、印刷をして使用すると良いでしょう。
ぽち袋・大入袋の作り方|円入袋展開図無料ダウンロード – ぽち無料
組み立てる
②展開図を組み立て、両脇→下の順に両面テープで接着していきます。間違って上も接着しないようにしてくださいね。
のりを使っても良いのですが、しわが気になるので今回は使用していません。両面テープのほうが仕上がりがキレイだと思います。
転写シールで装飾
③セリアの転写シールを使って装飾します。
オリジナル!男前ぽち袋の完成!
壁紙がコンクリート柄なので、男前な転写シールとベストマッチ。ロゴだけでもさまになります。そして何より、壁紙の質感がとても良いです。表面にエンボス加工が施されているため、上質感が溢れています。余った壁紙で作れるプチプラぽち袋。ものの数分で作ることができます。気軽に挑戦してみてくださいね。
2.しおり
オシャレなしおりで読書タイムを格上げ

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読書タイムに“しおり”は必需品。時間内に読みきれないときは、「ここまで読んだ」という目印が必要です。本購入時に挟まれているしおりもありますが、いつもの読書タイムを格上げしてくれる、オシャレなしおりを作ってみましょう。
【準備するもの】
・壁紙
・しおり(ない場合は、しおりと同じ大きさの厚紙など)
・はさみ
・カッター
・マスキングテープ
・穴あけパンチ
・紐
・両面テープ
適度な大きさに壁紙をカット
①しおりを包めるくらいの大きさに壁紙をカット。壁紙の中心にしおりを置いて包み、折り目をつけます。
②しおりを外し、折り目の通りに折ったら両面テープで接着します。
マスキングテープで装飾
③マスキングテープで3本ラインを入れましょう。はみ出すように貼り、後からカッターでカットするときれいな仕上がりになりますよ。
紐を通す
④穴あけパンチで穴を開け、紐を通します。
自分だけのしおりが完成!
壁紙は厚みがある紙です。3つ折りをしただけですが、強度のあるしおりが完成しました。お好きなマスキングテープやシールで装飾して、マイしおりを作って素敵な読書タイムにしてくださいね。
3.ブックカバー
マイブックカバーを作ろう!
本を買ったらまずはブックカバーの用意を!というくらい本好きの方がこだわるブックカバー。本を購入したお店でつけてくれることもありますが、書店名や出版社名が入っていたりと味気なかったりしますよね。でも、お気に入りのブックカバーをつければ読書タイムがさらに楽しくなるのではないでしょうか。
自分で作ったブックカバーなら自然と愛着が湧きます。布や革で作られたカバー、包装紙で作るエコなカバーなど種類は豊富ですが、今回はとっても簡単なブックカバーの作り方をご紹介します。
【準備するもの】
・壁紙
・カバーをしたい本
壁紙の上に表紙を置く
①まず、本の表紙を取り外し、壁紙の上に置きます。
表紙に沿って折り目をつける
②表紙に合わせて上下の壁紙を内側に折りましょう。
③最後に左右を内側に折り曲げ、折り目をつけたら表紙を抜きます。
本の表紙をカバーに差し込む
④本の表紙と裏紙を左右に入れ込みましょう。
転写シールでオシャレに装飾
⑤転写シールで装飾します。シールやマスキングテープ・布やレーステープなどで飾るのも素敵ですね。
もうできちゃった!面倒なことは不要な簡単カバー
本屋さんお馴染みのブックカバーの作り方ですが、おしゃれな柄の包装紙や壁紙で簡単に作ることができます。布や革製品を用いて本格的に作るのも素敵ですが、忙しく時間がない方にはとっておきのDIYです。今回使用した壁紙はエンボス加工が施されているので、触り心地も抜群です。包装紙にはない手触りの良さが、ほっこりと温かな気持ちにしてくれます。いつもより格別な読書タイムになりそうですね。
簡単リメイク!無駄なく壁紙を活用しよう
ちょっとの工夫で早変わり!
上記リンクの記事でも紹介しているように、壁紙リメイクには発想転換が必要です。記事内では「折り紙」のように扱うと良いと推奨していますね。このように、壁に貼る紙という概念から抜け出し、一般的な“紙”と見なすことで、様々なアイデアが生まれます。包装紙としてギフトラッピングに使うのもアイデアの1つだと思います。ボックスを包めば良いだけなので、とても簡単ですよね。

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また、今回のリメイクDIYで使用した壁紙は、ホルムアルデヒトの発散が少ないF☆☆☆☆(フォースター)壁紙です。JISで定められている基準をクリアしており、安心してリメイクにも使用できます。今回は、ペイントや、のり・ボンドなど手が汚れるようなDIYは一切ありません。リメイクが初心者の方でも気軽に楽しむことができるはずです。もし、余った壁紙に悩んでいたら是非トライしてみてください。
使用した壁紙はこちら!←ぜひチェックしてみてくださいね。