古くなった家の壁紙をリフォームしたいけど、何が必要なの?
とお悩みのあなた!安心してください!
今回は壁紙の張り替えに必要な道具とその使い方がよく分かる記事となっております。欲しいものがあっても、その名前や使い方が分からないと、探すことにもなかなか手間がかかりますよね。
壁紙リフォームしたい!と思った時に、この記事を見れば、迷わずすぐに行動に移すことが出来ます。
コンテンツ
- 1 壁紙のリフォームに必要な14の道具
- 1.1 「スケール」…壁紙の長さを測る為の道具
- 1.2 「ハサミ」…壁紙を裁断する為の道具
- 1.3 「撫でバケ」…壁紙の空気を抜く為の道具
- 1.4 「撫でバケpart2」…硬めの壁紙の空気を抜く為の道具
- 1.5 「スムーサー」…際の壁紙の空気を抜く為の道具
- 1.6 「角ベラ」…壁紙を切る前に切りしろをつける道具
- 1.7 「地ベラ」…壁紙をカットする時に使う道具
- 1.8 「ミニ地ベラ」…小さく狭い場所用の地ベラ
- 1.9 「カッター」…壁紙をカットする為の道具
- 1.10 「ジョイント定規」…壁紙をジョイントする時の道具
- 1.11 「ローラー」…壁紙を圧着する時に使う道具
- 1.12 「スポンジ」…はみ出てしまったノリを拭く道具
- 1.13 「ウェス」…水気や汚れを拭き取る為の道具
- 1.14 「ジョイントコーク」…壁と壁との隙間を目立たななくする為の道具
- 2 動画で見る壁紙用の道具の使い方
- 3 必要最低限のお得セット(初心者用)
壁紙のリフォームに必要な14の道具
「スケール」…壁紙の長さを測る為の道具
スケールというのは、壁紙や壁の長さを測る時に使います。壁紙を貼るときは、必ず必要になる道具なので用意しておくと良いです。また、壁紙をリフォームする以外にも、生活の中で必要な家具を買う時に家具の大きさやその家具を置くスペースを計測する時、DIYなどをする時にあると便利な道具です。
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スケールの使い方とワンポイントアドバイス
スケールを伸ばすと長さを図れるメモリが出てきます。長さを測るスタート地点からスケールを伸ばすよりも、一旦ある程度スケールを伸ばしてから、ゴール地点にスケールの本体を合わせておき、長さを測るスタート地点にメモリの先を調節していく方がスムーズに長さを測ることが出来ます。
「ハサミ」…壁紙を裁断する為の道具
ハサミは、壁紙をカットする時に使います。ご家庭に一つはある文房具だとは思いますが、大きめのハサミがあると使いやすです。
ハサミの使い方とワンポイントアドバイス
大きめのハサミで刃の根元からハサミを入れるよりも刃の7〜8割くらいを使って壁紙をカットしていった方が切りやすいです。
「撫でバケ」…壁紙の空気を抜く為の道具
撫でバケは、壁紙特有の道具の一つですが、壁紙を壁に貼った時に出来る空気の塊を外に逃してあげる時に使用します。なぜそんなことをするのかというと、壁紙を貼った時に空気が入っていると、壁紙が浮き上がってきます。見た目も悪くなりますし、傷がつきやすくなります。
撫でバケの使い方とワンポイントアドバイス
壁紙の空気を抜くときは、真ん中から縦横に斜めではなく真っ直ぐ空気を抜いていってあげるとうまく空気が抜けやすいです。
「撫でバケpart2」…硬めの壁紙の空気を抜く為の道具
上記でご紹介した撫でバケの毛の部分が少し硬めバージョンです。壁紙の質が少し硬い場合に使用すると、通常の撫でバケよりも空気を抜きやすくなります。状況に合わせて使い分けることが出来ると、よりスムーズに壁紙を張り替えることが出来ます。
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撫でバケpart2の使い方とワンポイントアドバイス
毛の柔らかい撫でバケで空気が抜きにくいと思ったら、こちらの撫でバケを使用しましょう。使い方は一緒です。
「スムーサー」…際の壁紙の空気を抜く為の道具
スムーサーは、主に壁紙の際の空気を抜くために使用します。撫でバケと違い、毛ではないのでよりしっかりと空気を抜くことが出来ますが、その分力の入れ具合を間違えると、壁紙に傷をつけてしまう可能性があります。なので、慣れないうちは一番慎重に空気を抜きたい、壁紙の際の部分のみ使用すると良いと思います。
スムーサーの使い方とワンポイントアドバイス
基本的な使い方は、撫でバケと一緒です。また、エアコン周りの壁紙をカットするときは、地ベラではなくスムーサーを使うと切りしろがちょどよくなります。
「角ベラ」…壁紙を切る前に切りしろをつける道具
角ベラで壁紙をなぞると壁紙に線をつけることが出来ます。壁紙を施工する時は、壁紙を壁のサイズ通り合わせるのではなく、大きめにカットした壁紙を施工して、敢えて余分な部分を残して貼ります。そして後からその余分な部分をカットするのです。なぜそのようなことをするのかというと、壁紙は伸び縮みしますから、その方がぴったりと綺麗に壁紙を貼ることが出来るのです。余った壁紙の切りしろを作る時に角ベラでなぞってカット線をつけます。
角ベラの使い方とワンポイントアドバイス
ステーキを食べる時のナイフのように持ちます。落ち着いて壁紙のカットラインにしっかりと角ベラを充てて、曲がらないように注意してなぞっていきます。
「地ベラ」…壁紙をカットする時に使う道具
地ベラは、壁紙の切りしろをカッターでカットする時に、まっすぐカットできるように、壁紙に充てて使用します。地ベラをうまく使うことで壁紙の施工スピードや品質をあげることが出来ます。
地ベラの使い方とワンポイントアドバイス
切りしろのラインに充てながら、カッター→地ベラ→カッター→地ベラ・・・の順番にリズムよく動かして壁紙をカットしていきます。あまり壁紙にグッと押し当てすぎずに適度な力具合で壁紙に充てておくと地ベラを動かしやすいです。
「ミニ地ベラ」…小さく狭い場所用の地ベラ
上記の地ベラの小さいバージョンです。大きい地ベラでは入らない部分や、やりにくい細かく狭いスペースの場所はこのミニ地ベラがとても便利です!
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ミニ地ベラの使い方とワンポイントアドバイス
使い方は地ベラと同じですが、大きな地ベラではやりにくい細かい部分に使用します。一度にカッターで切れる面積が小さいことを意識して、少しずつカットしていきましょう。
「カッター」…壁紙をカットする為の道具
ご家庭によくあるカッターです!壁紙をカットする時に使用します。地ベラを充てながらカッターを使用することが多いです。セットで考えておくと良いと思います。
カッターの使い方とワンポイントアドバイス
壁紙をカットする時に使いますが、カットする時の刃の角度は40度くらいを目安にしましょう。また、カッターの刃は、常に新しい刃を使うようにしましょう。
「ジョイント定規」…壁紙をジョイントする時の道具
ジョイント定規とは、壁紙と壁紙のジョイント部分を真っ直ぐに切っていくための道具です。地ベラで代用する人もいますがジョイント定規を使用すると、とてもやりやすいです。
ジョイント定規の使い方とワンポイントアドバイス
透明アクリルのジョイント定規を使用するときは、透明な部分から下の壁紙を見ながら慎重にカットしていきます。上から下にまっすぐに移動させながらカッターでカットしていきます。
「ローラー」…壁紙を圧着する時に使う道具
ローラーは、壁紙を壁に圧着させるために使用します。壁紙のジョイント部分の境目が目立たなくなります。もしも圧着が甘いと時間が経って壁紙が剥がれる原因となります。
ローラーの使い方とワンポイントアドバイス
壁紙と壁紙のジョイント部分にローラーをコロコロかけていきます。壁紙がちゃんと圧着されていっているか確かめながらローラーを動かしていきましょう。大事な部分です。
「スポンジ」…はみ出てしまったノリを拭く道具
スポンジは、切りしろをカットした後の壁紙からはみ出たノリを拭き取るのに役立ちます。
スポンジの使い方とワンポイントアドバイス
バケツに水を汲んでおき適度に水を染み込ませて使用します。使うタイミングは壁紙をカットした後にノリがはみ出ている時、または施行中にノリや汚れが壁紙についてしまっている時にスポンジを使って拭き取ってあげます。
「ウェス」…水気や汚れを拭き取る為の道具
ウェスは、スポンジで拭いた後の水気やちょっとした汚れがついてしまった時に使用します。使わなくなったTシャツやタオルなどでも良いです。
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ウェスの使い方とワンポイントアドバイス
スポンジでノリなどを拭き取った後に、水気を拭き取ります。続けて使うときは、出来るだけ前回使った部分とは別の場所を使って拭き取るようにしましょう。ノリがついている部分はNGです。
「ジョイントコーク」…壁と壁との隙間を目立たななくする為の道具
天井と壁紙を貼った壁部分やお部屋の隅っこの壁紙と壁紙の隙間がある場合に、その隙間を目立たなくする道具です。
ジョイントコークの使い方とワンポイントアドバイス
ジョイントコークの先を隙間に押し当てながら、中身のコーキング剤を絞り出していきます。あまり大量に出しすぎないように気をつけてください。また、少し出し過ぎてしまったところは、固まる前に手の腹を使って伸ばしてあげればOKです!
動画で見る壁紙用の道具の使い方
今回ご紹介した14の道具を壁紙職人が実際に使っているところを動画にしてありますのでご覧ください。
若大将シリーズは、プロの壁紙職人が実際の現場で壁紙を貼っている様子を解説している動画です。このシリーズを見進めていけば、壁紙を貼る時にどこに注意して、どのように施工を行っていけばいいのかがよく分かると思います。ぜひチャンネル登録をしてあなたも壁紙リフォームのプロになってください。
必要最低限のお得セット(初心者用)
14もの道具を集めずとも、壁紙リフォームは出来ます。今回だけ試しに壁紙を張り替えてみようという方にオススメの壁紙付き初心者セットです。
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壁紙リフォームや壁紙DIYを始めるなら、まずは必要な道具を揃えなければ始まりません。道具さえあればあとは少しの知識とやり方と慣れです!
壁紙を変えるだけでお部屋の印象はだいぶ変わります!楽しんで壁紙リフォームをしてみてください♪